認知症で一人暮らしができなくなった祖母が老人ホームへ入所

92歳の祖母は、長年一人暮らしをしていました。
たまに怪我で入院することはあっても、大きな病気はせず、足腰もしっかりしています。
骨粗しょう症、高血圧のため病院にかかっていますが、病院まではしっかりと自分の足で歩いて行きます。
そんな祖母に認知症の症状が出始めました。
きっかけは仲が良かったお隣のおじいさんが亡くなったことです。
料理好きのおじいさんで、よく作った料理を祖母に食べさせてくれました。
おしゃべりもよくしていたようです。
そんなおじいさんが亡くなってすぐに、物忘れが酷くなる、同じことを何回も聞くなどの症状が現れました。
脳外科を受診し、軽度の認知症であることが分かりました。
認知症治療に用いられるアリセプトが処方されたのですが、薬の飲み忘れや、同じ薬を2つ飲んだりすることがありました。
これ以上一人暮らしを続けることは難しいと判断し、老人ホームへの入所を決めました。
ちなみに祖母の親族は私しかおらず、私には1歳の子供がいたため同居は難しいと判断しました。
祖母はその時点での介護度が要支援1であったため、特別養護老人ホームへの入所はできませんでした。
そこで有料老人ホームへ入所することにしました。
お金はかかりますが、なんとか祖母の収入の範囲に収まりました。
ホームの方から入所後は環境の変化から認知症が悪化する恐れがあると言われていました。

実際はそれほど悪化したようには感じませんでしたが、若干の被害妄想が現れるようになりました。
老人ホームは個室になっており、鍵がなく、職員さんの出入りが頻繁にあります。
そのため、物がなくなった、捕られたと言うようになりました。
私が確認するとなくなっても捕られてもいません。
私がそう伝えるとその場では納得するのですが、次に面会した時にはまた同じように言います。
面会のたびに、ここには泥棒がいる、すぐに捕られると言うのでとてもイライラします。
入所して2年が経ちましたが、認知症の症状は特に変わりありません。
高血圧の薬とアリセプトを決まった時間に職員さんが出してくれるので、飲み忘れもありません。
ホームでは様々なレクリエーションが行われており、祖母も積極的に取り組んでいるようです。
仲良しのおばあちゃんがいるようで、いつも談話室でおしゃべりをしています。
私自身は祖母と話をしているとイライラすることが多々ありますが、認知症の症状そのものは軽く、今のところ苦労をする部分は少ないです。
今後どのように症状が変化していくか分かりませんが、できるだけ対応していきたいと思います。

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認知症の親戚や身内を見てきて気が付いた認知症患者の共通点

私の家族で、認知症だった人がいました。同じ屋根の下で同居していながらも、初期症状に気が付くことができませんでした。
もしかしたら、認知症かもしれないと気が付いた事の発端となった出来後は、親戚が用事があって家にきたときに、会話をしていて様子がおかしい、なんだか意思疎通も思うようにいかないし、認知状態が全てにおいてズレがある、という発言が認知症だったことに気が付くきっかけになりました。

 

私は、同じ屋根の下に一緒に住んでいたとはいっても、仲が悪いとか良いとかそういう問題とは別に、そんなに接点がないといったらおかしな表現ですが、双方の部屋の位置も離れており、生活スタイルもまるで違ったので、初期の症状に一切気が付くことができませんでした。
認知症だった身内は、高齢者でもあったことから、お風呂の場所から遠い場所の部屋が個室でした。トイレは高齢者だったことから近い部屋ではありましたが、生活スタイルもまるで違ったので、同じ屋根の下に同居していたとはいっても、気が付くまで相当な時間がかかりました。血縁関係の近い親戚からの一言でやっと気が付いたくらいでした。

 

認知症になる直前の症状として、ノロウイルスにかかったということがありました。
病院で治療をして、その後、自宅療養になりましたが高齢者なだけにノロウイルスで一命をとりとめたとはいっても、やっぱり高齢者にとっては負担があったのかもしれません。ノロウイルスをきっかけに寝込むようになり、介護が必要な状態になって、そのまま、認知症と病院で診断されました。

 

病院に入院するまでは、自宅で寝たきり状態で大変でした。プライドの高い人だったので、寝たきりだとはいっても、初期は軽度の認知症だったので、おむつやポータブルトイレも嫌がるので、深夜のトイレも家族が背負ってトイレまで運ぶという状態でした。一度、病院でしっかり検査をして治療しよう、と言っても、ウンと首を縦に振ることがなく、入院も頑なに最後まで拒んでいました。単純な通院の診察さえも拒んでいました。
それでも最後、いよいよ具合悪いとなったときには、すんなりと病院に行くことに同意して、入院となりましたが、今振り返って思うのは、病院はプロの集団だから、診てもらったら、回復して元気になって前みたいに動き回れるようになれる可能性も高いから、頑張って行ってみよう、嫌でも一回でもいいから行ってみたら、先生からいい話が聞けるかもしれないよ、と分かるようにもっと、何度も話せば良かったと思いました。

 

入院後は、4年入院してそのまま帰らぬ人になってしまいましたが、もっと分かるように説得ができたのなら、もっと違った展開になっていたのかもしれないと、一緒に住んで居た者として、未だに悔やまれる部分があります。認知症と診断されて、思ったことは、親戚や身内を含めて認知症と診断された人の傾向として、内にこもってしまう傾向があるという私独自の共通点がありました。何らかの趣味を持ち、適度に外出をすることは、大事なことだと思っています。これは私は素人の見解ですが、実際に認知症の身内や親戚を見聞きしてきて、認知症と診断された近しい人の共通点なので、プロの観点から見れば違う見解もあるかもしれません。
それでも、脳に適度な刺激となりうるであろう、適度な外出や趣味を持つということは認知症予防になるのではないかな、と周囲を見てきて思っています。

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